チェキをピンホールカメラに
チェキをピンホールカメラに
提 案
「これからピンホールカメラを初めてみよう」とか「とりあえずピンホールカメラをやってみたい」という場合、とにかくなにをどうしたら良いのかが分かりませんよね。
チェキを改造してみたところ意外と簡単で、しかもインスタントカメラなのでその場で写真が出来上がるところがおすすめです。
チェキの種類
初代チェキはinstax mini 10といい、電動でレンズが繰り出します。20は初代の10の発展型で、25、30と続きます。
高性能機の50と55は高価なため改造には向かないでしょう。比較的安価な操作系が手動中心の7が改造向きだろうと思います。
7は唯一単三電池が使えるためうれしい。
改 造
instax mini 7を対象にしますが、なんといっても改造が簡単。ピンホールカメラといえば、箱から作ったり木の板を張り合わせて作ったり缶を改造したりします。トイカメラを改造する方法もあります。その他、色々方法はありますが、このチェキはとても簡単でした。
精密ドライバー1本で分解組付けが出来ます。
難 点
難点は構造上広角にしにくい点です。
レンズの筒の部分を残すと焦点距離60mm程度になってしまいます。ここまで焦点距離が長いとピンホールらしさが失われてきます。
後、ピンホールカメラとしてチェキ用のフィルムを使う場合は感度400として扱った方が良いようです。800と思って使うとアンダー傾向になりやすい感じがします。