Barnack Leicaの修理
Barnack Leicaの修理
Leica Ⅲfを購入したのは2011年の10月。当然試し撮りから始め、何気ないところを一枚一枚撮る…。一応36枚きっちり撮影し現像へ。古い中古カメラはネガをチェックしないと安心して使えないんです。
そして、上がったネガを拝見すると、残念なことに一目瞭然でした。奇妙な横筋!「ハズレを引いてしまった!?」のでしょう。。。そうしてLeica Ⅲfは購入して数日間で即入院です。
それから、修理に1ヶ月半かかり戻ってくると、全く直っていませんでした。「きっとテスト撮影せず、作業だけをして終わりにしたんだろうな」と思いながら、再度同じ修理屋に出向きます。
ちなみにバルナックライカの横筋はシャッター幕の形状?の問題なのがほとんどで、交換しないとなかなか直らないらしい。
そして、二度目の入院は1ヶ月もかからず戻ってきました。今度こそシャッター幕を換えてもらえました。横筋が入るのは直ったものの、今度はシャッターを1/500秒以上早くするとシャッターが開かなくなるという現象が!
こうして、またもや入院することに。(三度目の入院)今度ばかりは修理先を変更。購入したお店の店員さんと「別の修理業者へ依頼しましょう」ということになり、本当は「お返しさせていただきます」と言いたいところを抑えて、「今度は必ずどうにかしてください!」
そして、待つこと2週間。完成の連絡が来ます。「ずいぶん早いな」「あまり期待しないで取りに行こう」と思いつつお店へ。
そしてようやく、試し撮りの結果からしっかり直っていることを確認できてホッとしました。クラシックカメラの場合、信頼できる修理業者を見つけるのは非常に大切だと実感しました。しかし、一つ言いたいことは、修理作業が終わった時点で作業した部分を中心に動作確認をするべきだと思います。でないと直っているか分かりませんよね。。。